SONY ICF-303
概要
- ICF-303は、FM/AM2バンドの横型の1ICのポータブルラジオです。特別な機能のない、ごく普通のラジオです。
- 日本での発売は、2000年のようですが、海外では一足先に販売されていたようです。日本モデルはシルバー/グレーですが、海外版は全体が白で、欧州向けには、中波の代わりに長波が受信できるICF-303Lという機種も発売されていました。
- 背面にスタンドがついており、角度を付けて立てられるようになっています。
- 使用半導体はICのみで、CXA1019SというICが使われています。付帯部品はセラミックフィルターやケミコンなどでシンプルなつくりです。
仕様
- 発売：
- 2000年（日本）
- 電源：
- 単3 x 2
- トランジスタ等：
- 1 IC
- 音声出力：
- 100 mW
- バーアンテナ：
- 150mm
- 操作部：
- 電源SW付ボリューム、 バンド切替SW、チューニング
- 表示等：
- 同調LED
- 受信周波数：
-
- AM:
- 530 - 1605 kHz
- FM:
- 76-108 MHz
- ターミナル：
- イヤホン
- サイズ：
- Wmm x Hmm x Dmm
- 重量：
- g
- 色：
- 銀/グレー （海外：白）
- 製造：
- 中国製
- 価格：
- 4200円（希望小売価格）
カタログ仕様
受信周波数
FM： 76～108 MHz (TV1-3ch)
AM： 530～1,605 kHz
スピーカー 直径約6.6 cm丸型 8 Ω
出力端子： イヤホン端子 (ø 3.5 mm ミニジャック) 1個
実用最大出力： 100 mW（JEITA）
電源： DC 3 V、単3形乾電池 2本
最大外形寸法:約156.9 × 82.5 × 41.1 mm （幅/高さ/奥行き）（JEITA）
質量：約315 g （乾電池、イヤホン含む）
メンテナンス
動作問題ありませんでした。内部の確認、清掃です。
裏面のビスを外せば、裏蓋は開くのですが、下側にある爪が固くて、外すのに苦労しました。
アンテナのみ、裏蓋側についています。
基板のパターン面が見えます。スピーカのマグネットに合わせて空けたと思われる基板の穴は、なぜか、微妙にずれています。
ダイヤル針はラックギヤで動かすタイプです。
部品の実装面です。バーアンテナは結構長いものが使われています。
IC CXA1019Sです。
2021/06/27
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