SONY ICF-760

ICF-760外観写真
サムネイル サムネイル1 サムネイル2 サムネイル3 サムネイル4 サムネイル5 サムネイル6
Serial No.1235524

概要

ソニーICF-760はFM/AM2バンドのポータブルラジオです。ポータブルとしては大き目で、AC100V端子があります。スピーカーもしっかりとしたものが付いていますので、ホームラジオとしても十分使用もできます。

仕様

発売:
1989 or 1990年 (平成元年 or 2年)
電源:
単3x4(6V), AC100V
トランジスタ等:
1IC, 2TR
音声出力:
450mW*
バーアンテナ:
80mm
スピーカー:
92mm*, 0.8W, 8Ω
操作部:
電源SW、ボリューム、チューニング、バンド切替SW、トーンコントロール
表示等:
-
受信周波数:
AM:
535 - 1605 kHz
FM:
76 - 108MHz (TV1-3ch)
ターミナル:
イヤホン、AC100V
シリーズ:
-
サイズ:
W240mm x H115mm x D55mm
重量:
752g
色:
黒、白
製造:
マレーシア製
価格:
7,400円(税別)

メンテナンス

ボリュームの接触が不良で、どの位置でも、聞こえないか大音量かのどちらからにしかなりませんでした。バンド切替スイッチも接触が悪く、トーンコントロールも作動していないようでした。アクセスしにくい部分は、汚れがひどい感じでした。


整備写真
受信はしてそうですが、ボリューム不良で、全体に傷や当たりが多いです。スピーカーのグリルも剥げが目立ちますので、剥げた部分は簡単に塗装しました。
整備写真
ビス4本外し、右側のつまみ4つを引っ張ってはずしてから、つまみのあった部分右側面部を引き外しまs。左下のビスは緩めるだけでなく、取り外しておかないと、ひっかかってこの部品が外せません。スピーカーの前面の淵と前面パネルにあったスポンジはぼろぼろでした。なくても座りが悪いわけではないので、除去してそのままとしました。
整備写真
スピーカーのほこりは、歯ブラシで掃除しました。
整備写真
スピーカー以外の部品は背面側に付いています。AC100Vがチャージされる部分は、基板に表示があり、透明の絶縁フィルムで保護されています。基板は、電源関係の基盤とラジオの基板の2枚に分かれています。
整備写真
ボリュームの可変抵抗は容易に分解できないタイプでしたので、接点洗浄スプレーを隙間から少量吹き込み、操作を繰り返すことで回復しました。
整備写真
ラジオ部の基板は、シャーシに取り付けられています。背面カバーからは、ビス2本で地簡単に外れます。
整備写真
定番の2バンドラジオ用ICのCA1019Mです。
整備写真
バンド切替スイッチのレバーも外して清掃しました。三角の頂点側が上です。
整備写真
It's a sonyのシールですが、はがれていました。エタノールで糊を除去して、塗布するタイプの粘着剤を使って再固定しました。

カタログ情報等

商品のしおり

商品のしおり68 (1991/7), p88

日本語表示で使いやすいスマートデザインの2バンドポータブルラジオ
FM(TV1~3)/AM2バンドポータブルラジオ
ICF-760 標準価格 7,400円(税別)


2022/12/30
No.0155

トップページに戻る
遠いページメニューに戻る