SONY ICR-S10P

Serial No. : NA, 色：黒

概要

ICR-S10とほぼ同じラジオと思われますが、型番にPが付いています。本体の金型から、ICR-S10よりも後に発売されていたと思われます。オーソドックス、廉価なAM専用ラジオですが、大き目のスピーカーでしっかりした音で聴けます。

AM専用のポケットラジオです。ICR-S10とデザイン、基板とも同じように思えます。S10で、本体に直接文字入れ部分は少し盛り上がっていて、プレートが貼られていますので、こちらのラジオが後になると思われます。S10, K10, B10, S10Pの4台は基板周りは全く同じで、外観のみ微妙に異なる兄弟機になります。
S10は白色の化粧箱、型番等のみ表記された箱になっていますが、こちらは、塗装無しのボール紙に本体写真を印刷したパッケージです。日本語表記ですので、日本で販売されていたと思われます。
カタログ類でこの機番を見つけられていません。発売時期もはっきりしませんが、ICR-S10は1991年頃までは販売されていたようですので、それ以降の1990年代あたりと思われますが、不明です。価格は3,400円と、S10よりも200円安くなっています。
ICが一つ使用されています。CX-845と呼ばれるAMラジオ用のワンチップICで、このシリーズに使用されています。9石相当と説明されています。

発売：

1990年代(?)

電源：

単3 x 2

トランジスタ等：

1 IC

バーアンテナ：

約100mm

操作部：

電源SW付ボリューム、チューニング

表示等：

同調LED

受信周波数：

ターミナル：

イヤホン

サイズ：

W73mm x H115mm x D36mm

重量：

135g

色：

黒、赤

製造：

日本製**

価格：

3,400円**

ニックネーム：

*本体記載、**パッケージ記載

箱付きで内袋に入っていました。ほとんど傷もなく、デッドストック品と思われます。内部確認のみになります

銘板の部分ですが、ICR-S10は本体に直接文字入れされていました。本機種はこの部分にはプレートが貼られています。

ビスを一本外せば、簡単に分解できます。ICR-S10と中身は同じようです。シリアル番号のシールはありません。内部もきれいです。

パッケージです。本体が印刷されています。黒丸のシールが貼られていますので、カラーバリエーションがあったみたいです。赤はネットサイトで見かけました。

パッケージの裏側です。

2023/08/04

No.189