昭和34年の周波数表

TR-810か何かに付属していた、トランジスタラジオの黎明期、昭和34年(1959年)の日本のラジオ放送局の一覧表です。

実験放送を除くと、戦前・戦中はNHKの独占となっていました。は、昭和26年の中部日本放送（現在のCBC)が最初で、その後、大都市圏から全国に広がっていきました。この表の昭和34年の時点で、全国に40以上の民間放送が本放送を開始していたようです。

昭和53年(1978年)に、混信等の緩和を目的とした国際的な取り決めから、日本の中波放送の周波数の間隔が10kHzから、9kHzへと変更されました、そのため、表のままの周波数を使っていないところは少ないですが(27局がもともと9の倍数のため、そのまま使用できた模様)、多くの局は現在も放送を続けているようです。